今年の夏は、本当にアツかったですね~。(って、9月になってもかなり暑いんですが・・・)
そんなアツイ夏をさらにヒートアップさせたイベントが、
「ロック・イン・ジャパン・フェスティバル2010」
おなじみ、日本最大の邦楽主体の野外ロックイベントが、今年も国営ひたち海浜公園(茨城県ひたちなか市)を会場に、8月6日(金曜日)から8月8日(日曜日)の3日間、開催されました。
みなさんは、この会場で2年前から、ある有名な土産物が販売されているのをご存じですか?
その名も「ロックまんじゅう」?!。
販売元は、なんと、あの「ひたちなか海浜鉄道」さんなんです!!これも知っていましたか~?
実は、公共交通活性化会議事務局スタッフは、毎年「ロックまんじゅう」の販売をお手伝いしているんです~。
会場まではもちろん、湊線を利用しました(那珂湊駅から阿字ヶ浦まで)。
終点の阿字ヶ浦駅で、ひたちなか海浜鉄道の社員さんが運転するワゴン車に乗り込み、炎天下の中、駐車場から広い公園内を歩くことおよそ10分。ようやく、会場に到着しました。
フェスティバル期間中、150ヘクタールもある広大な公園の中には、アーティストステージを囲むようにいくつかの飲食ゾーンが設けられていますが、中でも人気なのは、地元ひたちなかをはじめ、茨城県内の新鮮な海の幸や野菜、肉、地酒等を提供する屋台村「ひたちなか市場 みなと屋」です。
ロックまんじゅうは、この「みなと屋」エリアの一角で販売されました。
「みなと屋」には、茨城県内の有名店がいろいろ出店しています。
例えば、全国的にも有名な地元ひたちなかのコーヒー店や、
笠間市の酒蔵による日本酒バーや、
常陸牛コロッケで有名なお肉やさんなど。
そして、長い行列の先には何があるのだろうと思えば、
やはり県内のイベントではおなじみ、「行列のできる串焼きハム」がありました。
前置きが長くなりましたが、ところで、皆さんは「どうして鉄道会社がまんじゅうを販売しているの?」と不思議に思われたのでは。
実は、このまんじゅうには、ひたちなか海浜鉄道湊線の切符がセットになっているんです!しかも、縁起のいい「勝田(かった!)~金上(かねあげ)」の切符デス!
ですから、まんじゅうが売れる=切符が売れる
という仕組みなんです。素晴らしいアイディアですよね~。
ところで、ロックまんじゅうの販売方法には、ちょっとした工夫があります。
ロック・イン・ジャパンは3日間開催されますので、多くのお客様は2日間あるいは3日間通しのチケットを持っています。そこで、まんじゅうはできれば最終日に買いたい・・・・。
という声にお答えして、予約販売を取り入れています。
さて、夜まで続くロックフェス、「みなと屋」にも灯りがともり、何だかイイ雰囲気になってきました~。
そして、ロックまんじゅうも、何とか予定数の3,000個を完売しました~(^_^)V。
来年の販売については、まだ未定とのことですが、1年に1回、鉄道会社がまんじゅうを売るなんてことも、何だか楽しいですね。
ひたちなか海浜鉄道 http://www.hitachinaka-rail.co.jp/htdocs/