アーカイブ: 2010年11月

Date: 2010.11.24 | 投稿者: tomiyama


11月1日(月) 三日目

この日ははじめての平日です。

平日という甘えもあって、この日もやや遅れ気味に到着。

テントの前に行ってみると、昨日まで派手に置いてあった人車軌道はすっかり片付けられ、この日アテンドをお願いしていた水戸市さんとひたちなか市さんが、本来先に到着していなければならない私の到着をテントの前で待っていてくれました。

急いでテントの幕を開け、バツの悪さをごまかすように一心不乱に開場準備を進めます。一通り準備が整うと、ひたちなか市の白田さんがおもむろに空気入れのようなものを取り出し、長い風船をねじねじしはじめました。そうです。この日の出し物は“バルーンアート”。ひたちなか市の白田さんが個人の趣味でやっておられるということで、電話で急遽お願いしたものです。「こんな平日に、一体どれだけのお客様が来てくれるのか?」そんな筆者の不安をよそ目に、犬やら、うさぎやら、ぶどうやら、いろいろな色の組み合わせの作品を見事な手さばきで作り上げていきます。

風船をねじ上げる白田さん

なかなかどうして、十種類ぐらいのサンプルが揃うと、テーブルの上はすっかり華やかなムードに。

テーブルが華やかに

何度も言うようですが、この日は平日。小学生以上は普通に学校です。開場から1時間たったあたりでようやく小さな男の子を1人見つけたので、ここぞとばかり「欲しいのがあったら指さしてみて。このお兄ちゃん作ってくれるから。」と声をかけてみました。すると、男の子らしく剣のリクエスト。白田さんが剣を作っている間に、親御さんにすかさず話しかけ、チラシを渡します。

 

男の子から剣のリクエスト

風船を作っている間にチラシを配る。絶妙の連携

白田さんいわく、バルーンアートは、最初に誰か1人に作ってあげると、それを見た他の子たちも欲しくなり、親を呼び込んできてくれて、それが会場全体に波及するのだそうです。何とも頼もしいお言葉。できあがった剣を元気にふりまわす男の子の後ろ姿に期待を託します。

剣をふりまわす男の子

すると、今度は女の子がやってきました。同じように声をかけてみると、女の子らしくぶどうのリクエスト。白田さんいわく、ぶどうはつるとふさの二色で、つぶつぶが多いため、手間がかかるそうです。さすがは女の子。手の込んだものはわかるようです。

女の子からぶどうのリクエスト

実際、お昼ごろになると、作っても作っても間に合わずにいつの間にやら行列ができ、いつも間にやらこの日のチャンピオンブースに。

白田さんのパフォーマンスを見守るギャラリー


この日は平日なので、正直それほど期待せずに臨みましたが、ふたをあけてみると、目標の100セットを無事配り切ることができました。

「芸は身を助ける。」

配布用の菓子をつまみ食いしながら感心する無芸大食の筆者でした。(つづく)

Date: 2010.11.10 | 投稿者: tomiyama

笠間のお祭りと言えば、毎年春に開催される「陶炎祭(ひまつり)」が有名ですが、秋にも笠間芸術の森公園を舞台にしたお祭りがあるのをご存知ですか?
それは、「匠のまつり」です!!
「匠のまつり」では笠間焼のほか、この地域のもう一つの代表的地場産業である石材業の展示販売を行う「いばらきストーンフェスティバル」も加わり、毎年10万人近くの人出で賑います。






ストーンフェスティバルと同時開催






出展者や来場者が一体となって匠の技を楽しむこのお祭りは
10月30日(土)から11月3日(水)までの5日間行われました。

「秋の行楽シーズンを目前に控え、赤や黄色の木々に覆われた秋晴れの公園内は、公共交通の利用を呼びかける絶好の機会になるはず!」と筆者の確信にも似た強い思いから、JR東日本や常磐線、水戸線、水郡線沿線の各自治体にも参加を呼びかけ、準備万端整え、いざ出陣!


10月30日(土) 一日目

・・・どしゃぶりの雨。週間天気予報で何となく台風が来ることはわかっていましたが、まさか本当にそうなるとは夢にも思いませんでした。

「こういうときに来てくれるお客様こそ本当のお客様なのです!」

中央ステージで粛々と行われる開会式の挨拶を聞きながら、限りなくゼロに近いテンションで会場準備を進めました。

初日の出し物は、以前このブログでもご紹介した笠間人車軌道の乗車体験。しかし、この日は安全を考慮し、運行を断念。






雨に濡れる笠間人車軌道






そんな中でも、訪ねてくれた皆様、本当にありがとうございました。あなたたちこそ、本当のお客様です。






県立笠間高校の取材クルー






 






かさま観光大使による宣伝用素材(ギャラはお菓子)







午後からは気持ちを切り替え、明日配るための観光チラシのセットづくりに取りかかります。市町村から我々に託されたチラシの数、各500枚に対し、この日配ることができたのはわずか20~30セット。本当にこの5日間で配りきれるのか・・・不安を覚えながらも、他にやることがないので自然とセットづくりの手が進みます。明日のアテンド員にプレッシャーを与えるべく、奧の机に200セットほどドンと積み上げたところで静かに幕を閉じました。

 






奧の机に積み上げられたチラシのセット(翌日用)






最後に、笠間人車軌道にブルーシートをかぶせ、100円ショップで購入したビニールひもでぐるぐるまきに。深夜には関東地方を台風が直撃とのこと。(つづく)


10月31日(日) 二日目


台風でテントや人車が飛ばされているのではないかと気になり、前の晩は結局3時間ぐらいしか眠れませんでした。

この日筆者は非番でしたが、台風の被害状況が気がかりだったこともあり、思い切って現地に行ってみることにしました。準備の手伝いを避けるためわざと遅れ気味に到着し、おそるおそるテントに近づいてみると、笠間人車軌道からはすでにブルーシートが解かれ、体験乗車が行われていました。この人車を手作りした内山さんも、車夫の衣装に身を包み、子供たちを載せながら楽しそうです。




正装に着替えた、やる気まんまんの内山さん








順番を待つ子どもたち






一方、テントの中にも黒山の人だかりが。天気が違うとこうも違うかとびっくりするぐらいの大盛況!!


 



 




木札のぬり絵(内山さん提供)が大人気








好きなの選んでね♪






観光チラシの入った袋を渡す際に、目の前でお菓子を投入するといった姑息な手段を使いつつ、前日用意したチラシのセットを全部配りきることができました!!



筆者よりもよほど社交的で、子どもの扱いが上手なこの日のアテンド員の活躍ぶりに目を細めつつ、お呼びでない私は途中で帰ることにしました。


何かとお忙しい内山さんによる「笠間人車軌道乗車体験」のワークショップはこの日で終了です。月曜日の明日ははっきりいってネタがありません。「さて、明日はどうやってチラシを配ろうか・・・」
最終日におけるチラシの持ち帰りを避けるため、いかに効率的にチラシを減らすかばかりに心を砕く筆者でした。(つづく)