茨城県公共交通活性化会議の助成事業、今回はかしてつバス応援団さんの取り組み(その②)についてご紹介させて頂きます。
(※以下の記事はかしてつバス応援団さんからの報告になります。)
石岡商業高等学校では、3年時に「課題研究」という授業を学習します。
「課題研究」は、生徒自らが学習テーマを設定し、課題を解決する能力を身につける授業です。
今回、調査研究をテーマに選んだ8名の生徒が、自分たちが登下校に利用する「かしてつバス」(※1)の利用促進と地域の活性化を図るものを作ろうと考えたものが、この「かしてつバスで行く!食べ歩きグルメマップ」です。
このマップは、自分たちがよく使うお店を改めて訪問しインタビューをしたり、バス停からの時間を実測したりして、作成したものです。
昔から地域を支え、愛されてきたお店の心意気などを伝えることで、地域の魅力を再発見してもらえればと思っています。
今年度の「課題研究」では、「かしてつバスくん弁当」も開発し、通学の足である「かしてつバス」の利用促進を行うことで「地域とともに歩む学校」を具現化する活動を行ってきました。
これからも本校は、「かしてつバス応援団」(※2)の事務局や「東日本震災復興ボランティアバス」への参加などを通して地域貢献・ボランティア活動に力を入れてまいります。
【生徒の感想】
・私たちのアイデアを形にすることができた。活動にかかわり地域の魅力を感じることができた。
・活動を受け継ぎ、私たちも地域を盛り上げるものを作っていきたい。
※1 かしてつバス…旧鹿島鉄道の廃線跡を利用した、日本初の公設民営方式のBRT(バス高速輸送システム)として石岡市~小美玉市を結ぶ路線バスの愛称です
※2 かしてつバス応援団…平成19年より前身の「かしてつ応援団」の活動を引き継ぐ形で、沿線の6高等学校の生徒会の連絡組織として結成、本校が事務局として活動しています