Date: 2012.03.09 | 投稿者: shi-mo

 今年度で3回目となる「公共交通シンポジウム」を,平成24年2月16日(木)に県民文化センターの小ホールで開催しました。本シンポジウムは,基調講演やパネルディスカッションを通じて,今後求められる公共交通のあり方について一緒に考えていただくものです。当日は昨年を上回る約300人の方々にご参加いただき,あらためて公共交通に対する皆様の関心の高さを知ることができました。今回はその様子を紹介させていただきます。



 

 茨城県の榊企画部長から「これからの茨城の生活を考える上で必要な公共交通をどう育てていくかを議論してもらいたい」と開催挨拶を行いました。

 

 

 名古屋大学大学院環境学研究科の加藤准教授からは,「地域に必要な『おでかけ手段』を地域自らつくり出す方法」~震災を乗り越え,まちやむらが魅力的で持続可能となるために~と題してご講演を行っていただきました。「地域公共交通づくりは“まちおこし・むらおこし”の入門編であり,地域公共交通をよりよいものとするためには,「お出かけ」を必要とする人たちが自ら主役となって参画する必要がある。自治体には行動が生まれるような場づくりの役割が求められるなどといったお話がありました。

 

 

 茨城大学工学部都市システム工学科の山田准教授からは,「これからの継続的な公共交通活性化を考える」と題してご講演を行っていただきました。「地域の条件に応じた戦略が重要」,「茨城県公共交通活性化指針(平成23年3月改定)を改善のための参考にしてもらいたい」などといったお話がありました。

 

 

 コーディネーターに加藤准教授,パネリストに山田准教授や鹿島臨海鉄道(株)の斉藤副社長,関東鉄道(株)の武藤自動車部長,おらが湊鐵道応援団の佐藤団長,つくば市の飯塚交通政策課長を迎えて,「震災によって見直される公共交通の役割」をテーマにパネルディスカッションを行いました。皆さんがそれぞれの立場から意見を述べ,震災後の情報収集の難しさや関係機関との連携の重要性,公共交通の存在意義などについて議論しました。

 今回のシンポジウムが,ご参加いただいた方々が公共交通に関心を持つきっかけとなれば幸いです。

 茨城県公共交通活性化会議では,これからも公共交通の維持確保のため,様々な取り組みを行っていきたいと思いますので,ご理解,ご協力の程,よろしくお願いいたします。