Date: 2020.07.16 | 投稿者: shio

皆さん、こんにちは!shioです。

先日、JR東日本水戸支社の「安全伝承館」という教育施設に行ってきました!

「安全伝承館」は、2020330日、水戸駅近くに開館しました。

JR東日本では安全性を高める取組を継続しており、「安全伝承館」は「安全」のレベルアップを図るため、社員向けに作られた教育施設です。館内は「安全語らい室」、「体験室」、「展示室」の3つに分かれています。

 

水戸支社の三大労災は、①触車事故、②墜落事故、③感電事故の3つだそうです。

 

ルールを破るとどうなってしまうのか、VRで実際に体験することも出来ます。

今回、私shioは、特別に感電事故のVR体験をさせていただきました。

VRゴーグルをつけてみると、前も後ろもパソコンの画面に記されたような世界が広がり、それまでの現実的な世界とは一変し、一気に鉄道現場で働いているような気分になりました。

 

車両の上に乗って点検を行うという想定で体験しました。安全フックを架線に掛けようとした瞬間、いきなり架線から火花が散り、私は一瞬で車両の下に転落してしまいました。事故が起きた瞬間は何が起きたのか分からなくなってしまい、本当に怪我をしてしまったような気分にもなりました。

「安全伝承館」には、過去に水戸支社管内で起きた鉄道事故について、何が起きたのか…「発生経緯」、なぜ起きたのか…「原因」、その後どうなったのか…「対策」が、1つの事故ごとにパネルに記されています。

 

その中には、事故の再現ジオラマもあり、小さな模型ながらとてもすごい迫力でした。列車がグシャグシャになってしまったのを見て、言葉を失ってしまいました。

1943年、第2次世界大戦の末期ごろに起きた土浦市の列車衝突事故。死者110人を超える大きな事故だったそうです。当時は、事故原因の究明より一刻も早く運行させることが優先されたそうです。

 

人災による事故のみならず、自然災害による事故もありました。東日本大震災です。

あれから9年。2020年3月14日には常磐線の全線での運転が再開されました。

 

震災による影響は恐ろしいものでした。津波の影響で常磐線の架線やレール断線のほか、線路の歪みも見られ、車両が立ち往生に。上の写真の奥の方、常磐線の水戸~勝田間には、上り・下りの両路線に特急車両が止まっていたそうです。

 

福島県最北部に位置する新地駅は特に被害がひどかったそうで、グシャグシャになってしまった車両が大きな写真として載っていました。当時の車両は現在でも保存されているそうです。

「乗務員は車両を離れない」と、鉄道業界では言われているそうです。

しかし、新地駅では乗客を避難させた後、奇跡的に残った橋梁に乗務員も避難したことで、全員無事だったそうです。地震が起きた直後に「津波が来る」という乗務員の方のとっさの判断が的確で、当時、車内で亡くなった方はゼロだったというエピソードがとても印象的でした。

 

皆様も、お出かけをされる際には自動車だけでなく鉄道やバスも利用されることと思います。

同じような大事故が繰り返し行われない背景には、事業者の方の並々ならぬ努力があって私たちの命が守られていることを実感しました。

事故が起きても、なぜ起きてしまったのかを追求し、同じ過ちを繰り返さないことで今後につなげていくこと。それが多くの利用客を守っていくことであることを学ぶことが出来ました。

↓↓安全伝承館についての詳細はこちらから↓↓

http://www.jrmito.com/press/200313/press_01.pdf